保険治療をオススメできない1番の理由、誤切削

この様に顕微鏡で見ると、保険治療の本当の姿が分かります。後半はミラーにて別角度からの映像です。右側の歯にレジン充填をされていますが、隣の左側も削られ凹んだ部分に汚れが溜まり、虫歯が強く疑われます。さらに右側の歯もよく観察すると、レジンがピッタリではなく、段差を認めます。

  歯間部の治療を受けると、奥歯においては9割以上で、隣の健康な歯も削られており、誤切削された歯の7割に将来、虫歯ができると言われています。虫歯を削って詰め物をした、という当たり前に受けていた治療が、驚くべき事に新たな虫歯を作っていたのです。見えないほど僅かですけれど、歯科医さえ気付かないうちに隣の健康な歯も削られています。削られた面は滑沢でなくなり、虫歯になりやすくなるのです。見えにくい奥歯だけではなく、前歯においても頻繁に見かけます。

どんな名医でも見えないと処置はできません。精密な治療のためには、保険で可能な肉眼やルーペでは不十分で、顕微鏡が必要です

保険の詰め物を外す度に認めるほど、多くの誤切削が存在するにも関わらず、あまり知られていないのは、普及途上の顕微鏡でしか見えないからでしょう。なお顕微鏡を使えば防げる、という訳ではなく、1ミリ以下の繊細な高い技術と、何よりも「十分な時間」が必要となります。そのため、顕微鏡歯科でもかなり限られた医院でしか防げません。

歯に傷を付けてしまうと、元には戻りませんから、自分の歯を大切にされたい方には、保険の何倍もの手間と時間を掛けた、当院の顕微鏡治療をオススメします。

多くの方が、自由診療=素材、見た目の良さ と思われていますが、当院ではそれら以上に「精密さ」を追求しており、従来の自由診療とは全く別レベルの治療とお考え下さい。

予約電話は午前中にお願いします。